こんにちは
conditioning BRIDGEの安藤です。今日は自分が帯同するサッカーチームでの経験をお伝えしたいと思います。
帯同するサッカーチームは、昨年、悲願のJFL昇格を果たしました。屈折、6年目での達成は選手、関係者、サポーターと喜びを分かち合う貴重な経験となりました。今シーズンで帯同6年目となり、トレーナーとしての経験は私の大きな財産となっています。
JFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグは、最も過酷で厳しい戦いと言われています。では、なぜ?チームは勝ち抜くことが出来たのでしょうか?今回は、その一部を皆さんにご紹介したいと思います。
私がトレーナーとして帯同した当初、チームは東海社会人リーグに所属しており、選手の殆どが午前中、練習、午後からスポンサー企業で勤務するという厳しい生活を送っていました(現在、進行形)。
平日は練習と仕事、土日は試合と休日は殆どない中で、、、
選手はどのようにトレーニングやコンディションを整えていたのでしょうか?
そんな選手の取り組みや意識の変化をお伝えしたいと思います。
皆さんも、学校や塾、クラブ活動と忙しい毎日を送っていると思います。そんな1日の中で、時間を見つけてトレーニング、ストレッチなどを実施すること、継続することは簡単ではありませんよね?
しかし、トレーニングや身体の管理ができていないと、どんな結果が待っているのでしょうか?それは・・・。
- 練習や試合での調子に波があり実力が発揮しきれない(実力発揮)。
- 身体への負担が大きくなり怪我をしやすい(準備不足)。
- 調子に波がある、怪我をしやすい選手は、チーム、監督からの信頼は得られにくい(信頼)。
- 選手一人、一人の身体に対する意識が低いと、チームは強くなりませんし、目標を達成することは困難となります。(チーム力低下)
トレーニングやストレッチが重要なことはわかっているけど続かない、トレーニングの効果が実感できない、、、。私も、これまで多くのクライアントさん、選手から同様の相談を受けてきました。
そんな時、まず、
私が伝えてきた内容は以下の2点になります。
① 「自分の身体を知る」こと
② 「自分の課題、必要なトレーニングを知る」こと
が大切なポイントになります!
最近は、インターネットの普及によりSNSやYouTubeから、容易にトレーニングを検索することが出来るようになりました。方法を知ることができる機会は大切ですが、もっと大切なことがあります。それは、検索したトレーニングが自分に合っているのか?ということ、そして自分自身の体の状態を知ることが最も大切であると私は考えます
自分の身体を知ることとは?
まずは、自分の身体の特徴である、柔軟性や筋力、腹筋が使いやすい、背筋が使いやすいなど、自分の体の状態や特徴を知ることが最も大切です。自分の体の特徴を知ることで、どんなトレーニングが必要かを考えることができます。
腹筋が使いやすい?背筋が使いやすい?
conditioning BRIDGEでは、腹筋系、背筋系と自身のタイプを見極めて、トレーニング方法を指導しています。例えば、サッカーで言うとボールをキープする時、
相手を背中で背負う方が得意な場合(腹筋系)
相手が横に対峙する時に得意な場合(背筋系)
一度、どっちの方が力が入りやすいかチャレンジして見てください。なぜ?そうなるかは、またの機会にお伝えしますね。
トレーニングがあっているかどうか?
選手達と話をする時、まず、その選手が日頃、どんな準備をして、どんな種類のトレーニングをしているかを把握します。トレーニングを、どんな種類のものを、どのくらい(回数、週に何回)など、現在の実施状況を把握し、身体の状態と合わせて必要なトレーニングを見つけていくようにしています。(自分がしていることを定期的にノートなどに書いておくのも大切です)。そうすることで、身体の変化やトレーニング頻度が把握できます。自身のトレーニングを振り返ることが大切です。
身体の状態と、トレーニング方法がわかったら、、、
選手達は、時間のない中で自ら時間を見つけ取り組んでいくようになりました。(自分に時間がないと感じる方は、自分の1日、1週間のタイムスケジュールをつけることで、自分の時間の把握をする、振り返ることをお勧めします)
練習前に朝早くグランドに足を運び、トレーニングをする選手
自宅の空き時間を見つけて取り組む選手
練習後や仕事が終わってからトレーニングの指導を受けにくる選手
方法はそれぞれですがトレーニングを取り組んだ選手達は、以下のような効果を実感することができました
① 取り組む前より怪我が少なくなった(競技に必要な身体の準備)
② 自分の体を理解し必要なトレーニングを実践できるようになった(必要なトレーニングの実践)
③ トレーニングを継続、習慣化できるようになった(安定したパフォーマンス)
④ 練習や試合で結果を出すことができた(チーム、監督からの信頼)
ということです。
こうした準備→実行→確認の繰り返しにより、競技動作に対する身体の準備が可能となり、その意識の向上はチーム全体へと広がりを見せていきます。一人、一人の意識の向上が大きな力となり、チームの目標を達成することができると考えます。
今回、帯同するチームがJFL昇格を達成を果たすことができた裏には、選手、スタッフ一人、一人の継続と習慣が大きな結果をもたらせたことも一つであると感じています。
一人では不安、チームでは不安という方もいると思います。また、指導者やトレーナーの方で取り組みたいけど、、、
身体の状態や自身の特徴がわからない?
どんなトレーニングをしていいのかわからない?
今のトレーニングがあっているのかわからない?
そんなお悩みを抱えている方は、是非、一度、conditioning BRIDGEに来て頂き、体のチェック、必要なトレーニングを見つけるキッカケにして頂けたらと思います。
conditioning BRIDGEでは無料体験、チーム指導(現場へも伺います)も実施しております。お気軽にご相談下さい。
次回は、トレーニングの具体的な部分、「呼吸」にスポットをあててお話していきます。お楽しみに!
株式会社conditioning BRIDGE
セラピスト/トレーナー 安藤研介
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