こんにちは!コンディショニングブリッジの宮路です。
先日、70代の女性・変形性膝関節症と診断され、膝の痛みで歩行困難になり不安で来院された女性の方が
7回の施術で痛みがなくなり、2回の動作指導、血管改善のセルフケアをお伝えして改善することができご卒業されました。
ご来院されたのは昨年10月。
変形性膝関節症と診断されており、痛みから階段の昇降や歩行までも困難になり、「歩けなくなるのではないか、、」という不安から、ご紹介を受けて当院に足を運んでくださいました。

変形性膝関節症が原因で痛みが出ているわけではありません。
痛みというものは、
その方のお身体の特徴、産まれてきてから蓄積されてきた動きの偏りが体を硬め、痛みとして現れたのです。
感覚は関節だけではなく、内臓機能からも不具合がある場合に、「体をこれ以上動かさないでくれという」脳からのサインとして痛みとして表出してくるものも存在します。

この女性の場合、膝に痛みが出たお身体の要因として、
- 肝臓・腎臓の働きが低下していること
- 高血圧となり血管の硬さ、血流低下を起こしている状態でした。
姿勢の問題で、鳩胸・猫背があり呼吸も浅くなり、咳が出やすい状態でいつも息苦しさを感じていました。
姿勢が崩れていることからも末端の冷えがあり子宮や甲状腺という女性ホルモンに関わる問題も認めている状態でした。
このように、膝の痛みということ以上に多くの問題があり、悩みはこのような、疲れやすい・息苦しい・冷え性がある・高血圧で体が動かないで眠気も生じて動きにくくなっている。
このような感じは、皆さんも想像できると思います。
膝の問題であれば、医療機関で手術になると思いますが、その必要がないのに続いている方は本当に多いと思います。
『姿勢の崩れからくる問題は非常に大きな問題になります』
このように、内臓機能・姿勢という問題から、さまざまな症状を引き起こしてしまうのが「身体」なのです。
医療機関では変形性股関節症と診断されることはありますが、痛みは全てそこからという訳ではないことも理解していただけたでしょうか?
改善に向けて整えていきます。
大切なのは、肩甲骨から動かせる可動域を獲得しておくことです。
施術期間中、インフルエンザや喘息など、呼吸器への影響があったこともあり、感覚を詰めて通ってくださったことで、お身体の張りがとれ、内臓が動き、年始1月にはとてもスッキリとしたご様子で新年を迎えられていました。

『動かせない』には理由があります
痛みや硬さなど、動けないにはどこかに理由があります。
ご自身のお体を理解した上で、ケアをして体の使い方を変えていく。
こちらの女性も、
筋肉、骨格等のお話がよく理解でき、痛みと繋がりました!
と、理解できるから安心する。不安は「わからない」から大きくなります。
ご自身のお体を理解して動いていくことが、長く自分の足で歩き続けられる秘訣なのではないでしょうか。
ありがたいご縁から、こちらの女性はこれから先も定期的なサポートを任せていただきました。動けるようになったことで、やりたいことが出てきて活気に満ち溢れていました。自分の足で何十年後も歩き続ける為には、ある程度の筋肉が必要です。そこを獲得し、さらには内臓の働きを維持できるように、私たちは、皆様が望む将来までサポートをしていきます!
栄養面、運動面、ケアだけでなく心身ともに寄り添って皆様の健康とパフォーマンスアップに尽力いたしますので、いつでも足をお運びください。皆様のお悩みに沿ったサポートをご提供いたします。
コンディショニングブリッジ 宮路優香
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