走っている際の「腕振り」にぎこちなさを感じる方へ【腹筋系②】

 

お子様の走り方が気になる、何か力強さが足りない、と感じたことのある親御さんはいらっしゃいませんか?

運動会やスポーツで印象に残る走り方、カッコよく走れたのならば、親子で嬉しくなりますね。お子様の自信にも繋がるでしょう!

 

 

さて、どうしたら自信のつく走り方になるでしょうか?

 

 

ここでは始めに、Conditioning BRIDGEで、ケアやトレーニングをしていく中で大切にしている「あなたに合った走り方、動き方」についてお話ししていきます。

 

目次

あなたに合った動き『腹筋系』『背筋系』とは?

利き手、利き足があるように、体幹にも背中側が優位に働くのか、お腹側が優位に働くのかという利き側が存在します。

 

 

これをBRIDGEでは、

お腹側が優位に働く方を『腹筋系』

背中側が優位に働く方を『背筋系』

とお伝えしていきます。

 

 

さて、この2つのタイプで走り方がどう違ってくるのでしょうか。 

例えば、床を蹴って進み、お尻に力が入って身体の後面が優位になると、その走り方は背筋系の走り方になります。

そこから、『背筋系』は、グッと瞬間的に押す力が強く働くので、瞬発力に長けてきます。

 


逆に、引き込むように足を回転させて進み、腹筋を引き込むことから身体の前面が優位になると、腹筋系の走り方になります。そのため、『腹筋系』は、バランスや安定性が生じ、走りの強弱、持久力に長けてきます。

 

 

それぞれに強みがあり、バランスよく身体を使えてくることでパフォーマンスが向上していきます。

これらの特徴を考えていくと、『背筋系』と『腹筋系』で「走る際の身体の使い方は違う」ということになります。

 

 

 

お子様やご自身の中で、走る際の腕振りが何かぎこちない、腕振りをすると疲れる、肩や顎が上がり疲れやすいなど、心当たりのある方はいらっしゃいませんか?

心当たりのある方は、まだまだお身体の使い方に伸び代があります!

 

 

伸び代ポイントをしっかりと押さえて行きましょう。

 

 

1つ前の記事で、自分に合った走り方を身につけよう ①「骨盤の動き」についてご紹介させて頂いております。

今回ここでは、もう一つ、体の使い方をお伝えします。

 

 

ぜひ、記事を読み進め、自信のつく走り方を身につけてください。

 

 

大切なポイントの2つ目は、「腕の使い方」

腹筋系は骨盤を引き上げるというお話がありました。

 

 

グッと骨盤を引き上げることで床を押して前に進む。ここにさらにパワーをプラスさせる為に、引き上げる瞬間、前進させるように前に腕振りをするとより腹筋を使うことができ、勢いがつきます。

 

 

画像を見ながらイメージしていきましょう。

 

 

腕振りをピンク、腕振りでの引き込みをとして矢印で表示していきます。

 

上半身を回旋させるように前へ腕振りをすることで腹筋に入り、パワーが出ます。

本来の持ち味が出てくることで、身体の負担や違和感なく自然と前に進めるようになってくるのです。

 

 

逆に、背筋系は後ろに引くイメージで腕振りをしていくと背中の筋肉が使えてきます。

それぞれ強みとなる体幹の効き側を優位に使って走ることが、疲れを軽くし、生き生きとした走り方に繋がるポイントとなるのです。

 

 

自分の持ち味が最大限に発揮できる動きを獲得して正しいフォーム作りをしていきましょう。

 

腕振りで大切となる『肩甲骨』の使い方

腕振りをしてくださいと言われると、肩や肘から腕振りをされる方が多くいらっしゃるように思います。

腕は背中にある肩甲骨から動かしていけると、体幹に動きが出て疲れにくく、スピードのついた走りに繋がります。 

そこで一つ、肩甲骨から連動させて体幹を動かし、力強い腕振りに繋がるトレーニングをお伝えしていこうと思います。

 

 

画像を使いながら解説していきますので、是非ご一緒にやってみてください。

 

1、四つ這いの状態で膝を浮かせます。これを基本姿勢として2つの動きを入れていきます。

膝を浮かせることで、腹筋を使った状態でのトレーニングとなりますので、頑張ってトライしていきましょう!

 

 

2、画像のように、肩甲骨で中心を挟むようにして寄せていきます。

呼吸を止めず、息を吸いながら寄せていきましょう。

 

3、今度は肩甲骨を離していきます。

息を吐きながら、引き寄せた肩甲骨を遠くに引き離していきましょう。

 

 

上記2つの動きを連続で20回繰り返し、大きく動かすことをテーマに行なっていきましょう。

 

 

肩甲骨の動きが柔軟になり、腕振りが楽にできるようになってきます。

 

 

腹筋系の方は、腹筋を使いながら体幹、肩甲骨を使っていくトレーニングになりますので、実際に走る際、使う感覚が入りやすくなります。ぜひ、チャレンジしてみてください!

 

 

それぞれの強みを理解して動くことで、自然な心地よさを感じて自信もつき、走り方に力が乗ってきます。

小さい頃から自分に合った走り方を身につけていくことで体の負担も軽減し、運動能力が上がってきます。

 

 

ぜひ、お子様と走り方のポイントを確認してみてください。

 

 

・確認してみてもなんだか不自然

・自分に落とし込めない

・さらに上を目指したい

・走り方以前に気になる事や困っている事がある…

など、お悩みの方はお気軽にご相談ください。BRIDGEで指導・サポートさせていただきます。

 

 

 

自分自身の本質を理解した持ち味はなんなのか。わからずに運動に取り組んでいる方は多くいらっしゃいます。そこを理解してこそ最大のパフォーマンスを発揮する事ができます。

 

 

BRIDGEではパーソナルケアはもちろん、子供たちの運動教室や走り方教室、野球のトレーニングアカデミーなど様々な運動能力の育成に取り組んでおります。

 

 

中学生以上、大人の方々は、パーソナルケアの中で少しずつトレーニングを入れながら動きの改善を行います。

ご興味のある方は無料体験もありますので、ぜひ、コンディショニングブリッジに足を運んでみて下さい。

 

 

 

速く走れるポイント①『骨盤の動き』について、腹筋系、背筋系の特徴をわかりやすく紹介しておりますので、ぜひこちらの記事をご覧ください。

↓↓↓

https://conditioning-bridge.com/sprint-training

 

 

 

コンディショニングブリッジ

ケアトレーナー 宮路優香

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