小学生の時から身につけよう!運動に必要なパワーポジション【股関節】

股関節/パワーポジション/子供/トレーニング/パワー/身体の使い方//運動教室

スポーツ動作の基本を身に着けるための基礎動作について、小学生のうちから身につけよう!

 

アスレティックトレーナーの渡邉弘貴です。

 

小学生のうちからなぜ必要なのか?

自分の思ったように力強いフォーマンスアップを発揮するためには

身体の使い方を覚える必要があります。

身体の使い方に関しては、動作にもよりますが小学生や幼稚園など

小さい頃に身につけておきたいです。

 

神経系:感覚の発達(皮膚感覚・平衡感覚・運動感覚)幼稚園・小学生のうち80%

12歳〜13歳までに成人の水準に達すると言われています。

➡️神経回路は運動によって活動が促されます。➡️いろいろな運動を行う事が重要です。

 

そのため、

身体の使い方・感覚が未熟であれば、関節や筋肉に負担がかかり、怪我や痛みなど体に不調が出やすくなります。

パフォーマンス向上と不調を引き起こさないためにも

今回、身体の使い方をお伝えしていこうと思います。

 

力を発揮するために共通して必要なパワーポジションとは???

腹筋系・背筋系で力の使い方が変わってきますが

大きな力を出す時や、瞬発的に動くときに

タイプ関係なく必要なことがあります。

それは、

パワーポジションが取れているか』

ということが大切になります。

 

パワーポジションとは・・・

パワーポジションとは、

股関節と膝、足首を軽く曲げた状態で上半身を前傾した状態を指し、

大きな力を出すための準備動作・姿勢

のことを指します。

言葉では伝わりきらないので、写真を載せておきます。

ジャンプをする、着地動作、スタートの構え、重いものを持ったりする時を思い出してください。ここのよう

問題となっている状態)

  • よく転んでしまうお子様
  • 高いところから飛び降りれない
  • 走るスピードがイマイチ早くない
  • バットやラケットなど振るとフラフラする

といった幼児、小学生低学年のお子様は多いと思います。

 

スポーツ競技などに必要となってくる例)

・盗塁のスタートや守備の一歩目

・力強いスイングのための構え

・バスケットボール、サッカーなど切り返し動作

 

このように素早さや、力強さといった要素はパフォーマンスに影響をかなり与えやすいです。

高学年でスポーツを行う時に必ず必要になりますので、幼児の時からの関わりが実は大切になるんです。

これは全てのスポーツ共通ですね!結果に結びつきやすくなります。

 

この最も力の発揮がしやすい姿勢を取れる選手やお子様が思った以上に少ないように感じます。

 

目次

なぜ獲得ができていないお子様が多いのでしょうか❓

競技や力の発揮場面で重心の高さや、上半身の角度など多少違いはありますが

股関節の挟み込みができるかということが共通して非常に大切です。

 

挟み込みとは

腰が丸くならずお腹と太腿を近づけることによって

鼠径部を引き込んでいく動きになります。

パワーポジションを取るためには、股関節の挟みこみが必須条件になります。

 

また、この挟み込みは着地動作や重い物を持つ時など

大きな力を発揮するときに必要になってくる動作です。

 

小学校低学年や幼稚園年長といった小さいうちに感覚を作るだけでも練習しておくといいと思います。

小さい年代のときには、「しゃがむ」「止まる」といった

単純な動作で練習するといいです。

 

例えは、

 

立ち幅跳びで飛ぶ前のしゃがみ込みだったり、

着地でしっかり止まるといった練習をするといいです。

 

これが小学校高学年や中学校に上がったときに習得がしっかりできるようになると様々な動きへの

応用が効いてくるので身体の使い方の土台として身につけておくといいですね。(年長さん・小学1年生の運動教室の風景より)

 

また、片足で立った時、走っている時もでも股関節の挟み込みが作れるかどうかという事も非常に大切になってきます。

 

 

このようなトレーニングなども股関節を使うために有効です。(小学生高学年の運動教室の風景より)

 

もう一つは

 

動作の中で胸をしっかりと張ることができる

 

になります。

ということで、動作の中に

  • 『股関節を挟み込む』という曲げる動作と
  • 『胸を張る』という反る動作

 

両方の相反する動きが、一つの動きの中で含まれているということが、

小学生ではなかなか獲得できない要因になっていると考えています。(写真でも股関節・胸の使い方がポイントになります)

 

最初からパワーポジションを獲得をしようとするのではなく、小学生低学年までは様々な動作、遊びをいっぱいしましょう!

ただ注意することは、様々な動きをしても得意な動きばかり使ってしまいますので

 

自分の体の特徴を知り、得意と苦手を理解しておくことで、

『神経系』への刺激は格段に変わりますので確認しておくことをお勧めいたします。

 

次回の記事で、パフォーマンスにどのように役に立つかを

詳しくお伝えしたいと思います。

 

パフォーマンスを上げるための身体の使い方の基礎や

自分のタイプを知り、効率よくトレーニングしていきたい方

いつでもご連絡ください。

株式会社Conditioning BRIDGE

https://conditioning-bridge.com

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次