豊川市 中学生3年生 野球部 【中学野球引退後、高校野球に向けて不安を解消しておきたい】
当院に来る以前どのような不安がありましたか?
- 半年前から腰の痛みが続いている
- 膝の痛みが不定期で出現する
- シャドーピッチングでも腰が痛み、全力投球ができない
- 高校進学に向けての不安
痛みが半年間続く中で、高校入学を直前に迎え今後の不安を感じていました。
痛みがある半年間は、どうすればいいか分からない状態で
特別な対処などはすることなく過ごしていました。
そんな中で、所属していた野球チームの監督の紹介して頂き、
当院に来て頂きました。
当院で体の状態をチェックし、施術の効果として
- 初回の施術で腰の痛みは緩和し、3回目来院時には、腰の痛みはなくなっていました。
- 全力で動けることの嬉しさを感じた
- 思いっきり動いても大丈夫という安心感がでた
合計5回のケアとトレーニングで不安は解消されて終了となりました。
ケアを受けた満足度は、
腰の痛みがなくなり、全力で動けるようになったため
大変満足ということでした。
関節の緩みが体に負担を与えていました
彼の体は、膝、肘の関節がすごくしっかりしている状態で、
地面や、ボールなどに強い力が伝えることができます。
しかし、
- 母指の緩み
- 扁平足
- 浮指
と末端にゆるさが出ていました。
このように、
「骨格の状態」と「末端である手足の緩み」を確認することで
当施設の特徴として、筋膜を介して内臓機能の状態が分かります。
身体の状態としては、
循環器の機能が低下しており、手足の冷え・むくみがありました。
また彼の姿勢は、反り腰になっていて、
投球など大きな力を出そうとしたときに腰に力が入りやすい状態でした。
そうなると、腰に痛みが出てきやすく、股関節が使いづらくなってしまいます。
「教えてもらったトレーニングを毎日やりました」
『体幹が使えていない』など言われたことはないでしょうか?
専門的な表現に聞こえますが、
具体的にはどこがどのように使えていないのでしょうか?
当施設では、体幹の使いやすさをタイプ別に判断し
的確にトレーニングを処方しております。
トレーニングに関しては、4つのポイントをお伝えしています。
①内臓の働きを良くするための運動
②手の状態を整えるための運動
掌をしっかりと開き「パー」の状態で手をつきます。
親指と中指の角度が直角になると良いです。
できない人は、少しずつ頑張ってみましょう。
- リリースでボールが抜けてしまう人
- 握る力が弱い人
- よく物を落としてしまう人
- などにはおすすめです!
③フォームローラー を使ったセルフケア
脇腹、手、足などを自分自身でケアしていきます。
選手として調子を整えるには、筋膜をほぐしていくことが必須になります。
足のケアに関しては、こちらの記事も参考にしてみるといいと思います。
「走っていて」怪我が多い、調子が安定しない・・・ そんな時の対応方法
④動きの中で体幹(腹筋・背筋)を使うための運動
ブリッジ、ブリッジ歩き、逆立ち、側転、3点倒立 など・・・
体幹の前側(腹筋)と後ろ側(背筋)をバランス良くするための運動になります。
捻りを入れたり、歩いたりすることで自分の体に対するイメージをつけていきます。
トレーニングに関しては、大きくこの4つを指導させて頂きました。
彼は、指導してもらったその日から毎日トレーニングやセルフケアをやってくれました。
本人の中でも、効果を感じているからこそだと思いますし、早期改善に繋がったと思います。
スポーツをやっていくなかで
体をケアする習慣を得ることができたこと
この意識が大きな財産になったと思います。
入寮を直前に迎えた彼にとって、その習慣が身についたことは
今後の野球人生においても大きく役立ってくると思います。
今後も、彼を含め、一生懸命頑張る学生、地域の皆さんを応援させて頂きます。
まとめ
まず、紹介してくださった野球チームの監督さんに感謝いたします。
選手が、痛みなくプレーできることを第一に考えてくれていることが伝わってきました。
今回、ポイントとなったのは、
- 扁平足
- 浮き指
- 手指の緩み
など、末端の状態からの影響です。
自分の体を知ることで、怪我や痛みなどの不調を未然に防ぐこともできます。
直接、お身体を確認して欲しい方や
同じように、お身体での悩みがございましたら、お気軽にご連絡いただけると幸いです。
株式会社conditioning BRIDGE
アスレティックトレーナー 渡邉弘貴