豊川市 市川和弥君 12歳
中足骨疲労骨折と診断されて、電話を頂き、1週間後に来院されました。
約1カ月間の安静期間中といわれましたが、どうしたらいいですか?何かやることはありますか?とのことで依頼を受けました。
彼は地元のサッカークラブに所属しているために、復帰したときに身体の動きが低下していたり、パフォーマンスが低下するのでは?と心配をしていました。
ケガや痛みは、無理が生じているために、体からの反応として表出されるものです。
この期間こそ、大切な時期になります。
- 負担のかかっている部分(骨折部)は「安静固定」
- 弱くなっている、つかえていない部分(患部外)を「使えるようにケア&トレーニング」
をする必要があります。もっとも大切なことが、なぜ骨折してしまったかを考える必要があると考えます。
ですので、返答は。
「もちろん、やるべきことはあります。」とお答えをさせて頂きました!
まとめると
1、原因:なぜ疲労骨折をしてしまったのか?を確認する
2、対応:骨折の原因は患部外にあることが多く、ケア&トレーニングする
3、全身のコンディションの状態確認して、バランスを整えていく
4、本人やご父兄に現状を伝えて、理解してもらうこと
5、復帰にむけてのスケジュールづくり(Drの考えがスムースに進めるように)
このような形で安静期間中に行っていきます。
経過
3週間までに、1~4を実施することができ、
- 骨折側の腹筋が弱くなっていたこと
- 足首が硬く、力が入らない
- 骨盤の回転可動域が低下していて、骨折側にいつも荷重がかかっていた
このようなことから、着地で骨折をした理由としては
- 踏み込みの力がない
- 足首が硬くなり、足指に負担がかかった
- 左側にいつも荷重がかかって、硬くなっていた
このような原因が考えられ、お伝えをしました。
そして毎日、足首のマッサージと自主トレーニングを行ってくれました。
安静期間が1カ月で、固定が除去され少しずつ運動許可がでることになったので
運動復帰に向けてのスケジュールを作成しました
その結果
3週間経過したところで、全力ダッシュを開始
→足首まわりが痛みが生じていたため、足首まわりの施術をすることで
痛みは消失
4週目には全力ダッシュでも痛みなく、練習も参加できるようになりました!
お客様からの声
施術を受けていかがでしたか?
- ふくらはぎや、腰回りの力が入るようになった。
- 松葉杖の使い方など教えてもらいよかった。
- 復帰をしたときに、仲間との差ができていなかったことが嬉しかったです。
満足度は?
さらに、体幹トレーニングのやり方教えてもらえてとても満足しています。
ありがとうございました。
コメント
学生時代にとって、一カ月という期間は、重要な時になります。
お医者の安静期間は患部の安静期間であり、患部外をいかにケアとトレーニングを
していくかが大切になります。
特にスポーツ選手にはしっかりとケアをしないと後遺症となり、違った部分の怪我が
生じてしまうようになります。
★怪我をしたことで、さらに体が強く、よい選手になるタイミングになりますので
今後も毎日のトレーニングとケアを続けて素晴らしい選手になってほしいと
願っています!
このように怪我をした場合は、必ず原因が考えられます。そして怪我した部分に後遺症が生じます。これらを解決することが将来の繋がります。
▼何か問題がありましたら、早急にご相談に乗らせて頂きますのでご連絡ください