〜夏の暑さに負けない身体づくり、タンパク質をとろう〜
夏になるとどんな食事が多くなりますか?
夏の暑い時期は麺類(そうめん、そば、うどん、ラーメン)などが多く、炭水化物のみの食事にしがちになります。
→このような食事が多くなるとたんぱく質に含む、鉄などが不足します。
- 全身への酸素の運搬減少
- 老廃物の回収が滞る
- 疲れやすくなる
たんぱく質ってどんなもの?
・たんぱく質は生命の根底をつくる最も大切な栄養素です。
また、内臓や血液、筋肉、ホルモンなどの材料となる栄養分です。
たんぱく質の主な動き、不足するとおきやすい症状としては以下になります。
- 皮膚、毛髪、爪:皮膚の美しさ、髪のしなやかさがなくなる
- 骨、歯、筋肉:弱くなり、もろくなる
- 内臓(肝臓、胃腸):内臓が衰え、弱くなる、疲れやすくなる
- 血管:血管がもろくなり、高血圧、脳卒中につながる恐れがある
- 血液:貧血になりやすくなる
- 酸素:代謝が悪くなる
- ホルモン: 身体の調節が効かなくなる
- 抗体:細菌、ウイルスに感染しやすくなる
たんぱく質のとりかた
・たんぱく質は朝に摂ると良いとされています。
普通に食事をしていると、時間のない朝食ではあまり摂ることができずに、ゆっくり食べることができる夕食では多くなる傾向があるのではないでしょうか。
夕食に偏ってタンパク質を摂るよりも、朝食・昼食・夕食や間食などを含めて、均等にタンパク質を摂る方が、筋タンパク質の合成をより高めることができると報告されています
また、
たんぱく質は肉や魚、卵、乳製品、大豆食品、に多く含まれており、
このような食品にはトリプトファンというアミノ酸が入っています。
トリプトファンは体内でセロトニンやメラトニンに変換されます
○体内時計を調整する
○ストレスを和らげる
などの働きがあると言われています。
朝食にたんぱく質をしっかりとることで、
タンパク質の合成を高めることができる。
トリプトファンをチャージでき、筋肉にも、睡眠にも、心理的にも良い影響があるとされています。
上手にたんぱく質を補給するには、ちょっとしたプラスや組み合わせで摂れます。
朝食にトーストだけな場合は、
トーストの上にチーズをのせるだけでたんぱく質の摂取になります。
コーヒーもブラックではなく、ミルクや豆乳を入れてラテにするのも良いでしょう。
また、茹で卵や、ヨーグルトなど手間のかからないものを一品プラスするのも簡単です。
和食の場合も、
白米に納豆や焼き鮭をプラスするのも良いです。
たんぱく質を意識して摂ることは難しいですが、
いつもの食事にちょっとしたプラスや工夫で無理なくたんぱく質を摂ることは簡単だと思いますので、いつもの朝食に是非プラスしてみて下さい。
栄養コンサルティングとして毎月、環境に応じた内容をお伝えしていきたいと思います。
・身体を大きくしていきたい方
・筋力をつけていきたい方
・身体を引き締めていきたい方
あなたの体に応じたパーソナルケア 、トレーニング、栄養についてアドバイスをしていきたいと思います。
株式会社conditioning BRIDGE 栄養アドバイザーより
ご相談などありましたらこちらまでご連絡ください https://conditioning-bridge.com/contact
⇨次回は栄養の豆知識
投稿者プロフィール
最新の投稿
- お知らせ2024.05.31うつから『心と環境のバランスを整える』ことで社会復帰へ
- お知らせ2024.05.06子宮・卵巣の術後、不安を乗り越えて運動復帰へ
- お知らせ2024.03.29脳梗塞を乗り越え、毎日家族と生き生き過ごしています!
- トレーニング2024.02.16『歩けなくなる』という不安がなくなりました!