愛知県豊川市/筋膜調整/インソール作成/パーソナルトレーニングスタジオ
conditioningBRIDGEの四ノ宮祐介です。
投球動作で肩・首への張りを認めて、体が不調となっている選手へ
投球動作、バレーのサーブでのオーバーヘッド動作や
バドミントン、テニスなどラケットを持って、スイングをする動作などでこのような症状が認めることがあります。
そして、医療機関へ受診をして検査を受けれた際に、異常所見が認められないことがあります。
症状としては
・肩、ひじの痛み
・頸部痛
・肩、ひじ、首、背中への張りがある
・体が疲れやすい
・腕が重い、しびれがある
・頭痛、めまい
このような症状が認めることがあります。
肩や肘、首には医学的に大きな問題がない場合にもよりますが
チェックすべきポイントがあります。
チェック1 反張肘(過伸展)
選手に対して
- うつ伏せになる
- 手のひらを地面側にむける
検査をする人は
- 上腕骨を固定する
- 手を地面から浮かしてみる
このような確認をしてみてください。
反張膝でもお伝えしましたが、反対側に曲がろうとした際に、関節を制動しているのが
・靭帯、関節包、筋肉、筋膜、皮膚になります。
このような膜で制動をしているとどうなるか?
このように、突っ張っている部分に、膜が集まり硬くなってしまい
良く動かすことができる肩・首・肩甲骨周囲が緊張をしてしまい
動かすことや、姿勢を保持しようとすると正しい筋活動を行うことができずに
ツッパリ感や倦怠感など多岐にわたる症状を認めることになります。
では、なぜこのようなことになってしまったか?
①日常生活での座り方、不良姿勢の要因
座っている姿勢で
このように、ひじをつっかえ棒のようにして座っていませんか?反張肘の方がこのような動作をしてしまうと、ひじの膜が持続的にツッパリ、肩・肩甲骨が上がり、首が縮こまり、背中が丸くなります。
不良姿勢となると、膜自体には感覚受容器が豊富に認めているため、異常状態と感じてしまいます
また腱が伸ばされることで筋収縮しづらい状況となってしまい。
身体が支えにくい状態 → ますます姿勢が悪くなる → 不良姿勢 ≪悪循環となる≫
このような負のスパイラルとなり、益々、腕で体を支えることができなくなってしまいます。
ですので、
- 食事中・授業中で肘をついてしまう
- 肘を立てて横になる
- 座ると手を付きたくなる
という事態になってしまい、姿勢を注意するけど支えられない状況が生じてしまいます。
そこで、投球動作などを行うとどうなるか?
投球フォームでは、リリース時に肘が伸びた位置で行います。
この時の注意が
体幹を使って、肩甲骨から上腕、手先へと力を伝えて投げる!
ということが大切になります。
特に、肘が反張する選手において、このような機能が低下してしまうと「手投げ」となり
肘が伸ばされ、非常に大きなストレスとなってしまい、ボールに力が伝わらなくなってしまいます。
そして、投球後には上記でお伝えしている症状が認めるようになってしまいます。
対処方法として
①肘周囲への筋膜調整
部位について
肘の後面では、肘頭-内側上顆(尺側手根屈筋の起始部、上腕三頭筋内側部)
肘頭-外側上顆(橈側手根伸筋の後方の溝)
肘の前面では、内側上顆で屈筋群
上腕二頭筋、腕橈骨筋の間の溝
について、確認をして筋膜の調整を行います。
②脊柱-肩甲骨周囲-上腕骨周囲の筋膜調整
これらを行い、肘の膜から肩甲骨まで筋膜の硬さを認めてしまうため筋膜の調整を行います。これを行うことで、上肢の出力の改善を図ることができ「ツッパリ感」などが軽減できます。
③下半身の安定
④体幹の使い方を獲得をすることで
腕を振るという感じから、体幹の動きをつくることで、体幹が動力となり、肩甲骨→上腕→前腕→手→ボールという連鎖が生じて、「腕が振られる」ような感覚となりボールに力を伝えることができるため、効率のよい投球をすることができるのです。
また認めていた症状も軽減していくことを実感してもらえますので、
身体の状態チェックを受けてみてください!
特に成長期の選手は、早めに知っておくことで、自分のことを理解することができ
セルフケア、トレーニングを考えて行うことができるようになります。
- 症状を認めてる方
- ボールに力を伝えずらい
- 投げるボールが遅い
- ケガをすることが多い
このような方は、是非確認をしておくことで、明確に対策をとることができ、症状の改善はもとよりその先の将来にも影響をしますので、お早めにご相談ください!
ご相談、施術については
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