こんにちは。
conditioning BRIDGEの安藤研介です。
前回から始まりました「呼吸」シリーズの第二回をお伝えしていきます。今回は、呼吸のエクササイズを紹介しながらご自宅などで始められる方法をお伝えしていきます。
前回のおさらいですが、呼吸をする上で重要なのは「肺」とお伝えしましたが、肺には筋肉がありません(呼吸シリーズ第一回を参照)。鼻や口から空気を吸い込んだ時、胸やお腹が広がっています。男性はお腹が女性は胸が広がりやすい傾向であり、前者を腹式呼吸、後者を胸式呼吸といいます(どちらがいいというわけではなく、どちらも必要です)
お腹や胸を広げる為には筋肉を使和なくてはなりません。皆さんもよく知っている、腹筋や背筋を使ってお腹や胸を広げて体の中に空気を取り入れてていきます。
腹式呼吸は副交感神経が優位となりリラックスしやすくなり、胸式呼吸は交感神経優位となり集中力が高まりやすくなります。そのため、スイッチのオンオフがあるように、必要に応じて呼吸も腹式呼吸と胸式呼吸を実施する必要性があります
しかしながら、日常生活や仕事、運動により筋肉の緊張や癖、習慣により姿勢が乱れ、呼吸に偏りが出てしまうと姿勢が崩れ、姿勢を保とうとするあまり身体が緊張した状態が継続してしまいます
そのような状態が長期間継続した場合、体の緊張が高くなり、血流が低下すると体に栄養が行きづらくなり、様々な体の不調へと繋がっっていくことが分かっています。肩こり、頭痛、冷え性などの原因が、実は呼吸に関わっているかもしれません。
驚きですよね?自分の不調の原因が実は、呼吸の乱れによる姿勢の崩れ、偏った体の使い方にあるということが今回の重要なポイントです。
今回は、そんな偏った呼吸、姿勢を改善するエクササイズをいくつかお伝えしていきたいと思います。
エクササイズ①
① 仰向けの状態で両膝を倒します
② 膝を倒した側と反対の手をバンザイ
③ 鼻から吸って、口から吐く深呼吸を実施します(回数は10回:ゆっくり実施します)
エクササイズ②
① 横向きに寝た状態になります
② 下になった膝を曲げます
③ 上半身のみを図のように回旋します
④ 鼻から吸って、口から吐く深呼吸を実施します(回数は10回:ゆっくり実施位します)
エクササイズ③
① 壁に立ち、背中と腰を壁につけます
② 親指を上にいて枕を持ちます
③ 鼻から吸って、口から吐く深呼吸に合わせて手を斜め前方に伸ばします。吐ききったら、深呼吸を繰り返し、吐く度に手を斜め前方に伸ばします
* 注意点として、背中の上側は離れても大丈夫ですが、肩や首周りに力が入っていると感じたら、一度、リラックスして再度、やり直して見てください
まずは取り組みやすいものからのご紹介になっています。是非、今日から始めて見てください。
取り組んでみたけど、やり方が分からない方、もっと様々な種類を知りたいという方は、無料体験もありますので、是非、conditioning BRIDGEへ足を運んでいただけたら幸いです。
体と向き合う時間、自分の体の歴史をしる時間を過ごし、振り返って頂けたらと思います。
セラピスト 安藤研介
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