股関節人工関節後の可動域制限を広げたい!豊川市 筋膜リリース

豊川市 T様 40代 男性

転倒により股関節を骨折され、左股関節の人工関節置換術を行い2年が経過

慢性的な痛みが左股関節に認めており、左肩から肩甲骨までドーンと張っていて、安静時も続いている状態でした。このような状態に対して、今後緩和されるのだろうかと不安がありました。

日常生活では、足を組む動作(靴下を履くなど)、長時間の歩行による極度の疲れがあり、常に体が張り感を感じていました。

 

ご本人様はトレーニングジムに通い、筋力をつけることと、自宅でできるストレッチをやられていました。少しずつ筋力がついてきた感じはありましたが、このような症状や不安は認めており、お困りになっていました。

 

来店のきっかけは?

内覧会でお店をしり(病院勤務で人工関節の治療をしていた経緯もお伝えしました)

人工関節による可動域制限を少しでも広げることができ、症状が改善できると思い来院しました。

ご本人様からは硬さに対して、どこまで動かしてよいのか?という不安もありました。

 

目次

症状や可動域制限は施術をしてどのように変化しましたか?

かなり凝り固まった部位がほぐされて、可動域が施術を行うごとに広がりました。

また効果的な筋力のつけ方をトレーニングの実践で教えてくれて、図面も頂けたので、自宅などで行うのにとても参考になりました。

 

上記のように足首から頸部まで、状態を確認すると

足首、体幹、頸部まで硬さをみとめており、全身の突っ張り感、安静時のドーンとする感じなどは

4年前、2年前と手術後の後遺症も残りやすく、筋膜のつながりが大きく関与していると考え、施行しました。

筋膜についてはこちら

今回のケースについては、転倒時に4年前、2年前と時期をおいて、また同じ部位を2回手術をしていたため、術周囲の癒着がつよい状態でした。また衝撃もつよく上腕骨骨折も認めていたため、全身的な硬さや張りとなっていましたが、様々な角度から調整することで改善することができました。

 

合計11回の通院をしていただけましたが、ご本人様の治したいという気持ちも伝わり、2人3脚で回を重ねるごとに体の変化を感じることができ、大変満足して頂けることができました。また「教えて頂いたトレーニングなどを継続して、より良い体作りをしていきたいと思います。」とお言葉を頂きました。

 

今回のポイント

①筋膜や軟部組織が硬くなってしまい、関節の動きが生じなくなっているケースが非常に多いと感じています。今回のように2年前の手術の影響でしたが、筋膜由来の可動域制限を取り除くことで改善することができました。

 

一度改善したものについては、再び癒着することはありません。これからは筋出力も発揮しやすい状態になりますので、関節周囲の筋力トレーニングで安定性を付けていく必要がでてきます。

 

そのため、ご本人様にご理解を頂き、トレーニングを続けてもらい自分の力で安定できるようになったという満足、自信を持っていただき、今後の人生について不安なくイキイキと過ごして頂けたらと願っています。

 

②人工関節のリスクもありますので、曲げすぎないことも大切になります。いずれかは15年~20年で再置換術をすることになりますので、病院の先生に定期健診をして頂き、定期的なケアを続けていってほしいと思います。

 

ケガや手術をした方で体の不調がありましたら、後遺症にともなう問題がでていることも考えられます。ご相談も受けることができますので、こちらまでご連絡ください。

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